Message
ご挨拶

2023

2023年を迎えて

 

  新型コロナと丸3年のお付き合いを経て、私自身も世の中も大分変わってきたように思います。弊害は多いのですが、これにより新たに獲得した生活の知恵やアイデアもあるように思います。コロナ禍と嘆くばかりではなく、うまく活用できるところを積極的に伸ばして行きたいと思います。しかし、もうコロナはもういいかな、という感じがしています。本年はウィズコロナが普通になって、コロナの話題がさほど紙面を賑わせない年になることを願いたいと思います。

 

      さて本年は兎年。年男で還暦を迎えます。月並みですが、あっと言う間です。時が経つのは早いなどと嘆いていると、また時間が過ぎてしまうので、出来ることを粛々と行いたいと思います。2021年発足の「山梨GLIAセンター」は、少しずつ軌道に乗ってきました。医学部内での協力体制強化し、全学レベル、次いで世界レベルのセンターに発展させて行く基盤の年にしたいと考えています。まだまだ時間は掛かりそうですが、この年になっても夢をもって仕事が出来ていることは、大変幸せなことだと思っています。

 

      仕事始めの日に、某教授(同い年)とコーヒーを飲みながら本年の抱負はどうしましょうとの話題になりました。色々纏めに入る年代なのですが、還暦だからこそ何か新しいことをしましょうという話になり盛り上がりました。具体的な記載は止めておきますが、サイエンスは勿論、それ以外の分野でも新しい取り組みが始まるとよいと考えています。何が始まるのか?は自分でもよく解りませんが、幾つになっても挑戦は続けたいですし、それが出来る環境に居ることも大変幸せなことだと思っています。本年も薬理学講座とGLIAセンターをどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

山梨大学大学院総合研究部医学域薬理 / 山梨大学医学部薬理  薬理学講座 教授 小泉 修一

目次ページに戻る

  • グリア
  • Glia
  • ニューロン
  • Neuron
  • 脳疾患・眼疾患
  • Brain diseases・Eye diseases

ページトップへ戻る