Message
ご挨拶

2017

2017年を迎えて

本学に着任して早10年が過ぎました。10年を1区切りと考えておりましたので、本年は次のステージへと進む年になります。

第二章。おそらくこれもあっという間に過ぎてしまうのでしょうが、日々の小さなプログレスと、大きな長期目標とのバランス感覚を大事にして、魅力的で楽しい第二章にしたいと思っています。

 昨年のこの欄に、10年の集大成となるべく・・・などと書きました。集大成はともかく、投稿してから3年も戦った懸案論文がやっと受理される等、いくつかの懸案事項が解決できて、一安心できた2016年でした。

しかし、懸案は次から次へと出て参ります。一昔前と違って、多くの手法やアプローチを盛り込まないと、論文が受理されない時代になってきています。査読者の要求はエスカレートするばかり。もはや、1つのラボだけで論文を作るのが難しい時代に突入してしまったのかもしれません。

時間がかかります。お金もかかります。時間とお金に頭を悩ますことが増えそうですが、最も頭を使うべきはサイエンスであることを改めて肝に銘じながら、第二章をスタートしました。
本年も、どうぞよろしく御願い致します。


山梨大学大学院総合研究部医学域薬理 / 山梨大学医学部薬理  薬理学講座 教授 小泉 修一

目次ページに戻る

  • グリア
  • Glia
  • ニューロン
  • Neuron
  • 脳疾患・眼疾患
  • Brain diseases・Eye diseases

ページトップへ戻る