2016
2016年を迎えて
本学着任が2007年でしたので、10年目を迎えることになります。
10年一昔。
もちろんこの間に大きな変化もプログレスもありました。
しかし、10年前に描いていた研究成果とは異なっている部分も多く、いろいろな事を思う年の初めとなりました。
最初の10年の集大成となるべく、充実した年にしたいと思います。
変化を恐れずに、チャレンジする気持ちを持って、と臨んできたつもりですが、変化していないことも、目先の仕事にとらわれすぎた事も多くありました。
大局観を持つことと、日々の小さなプログレスを大事にすることの、バランスの重要性を痛感しているところです。
良い機会ですので、色々と真摯に振り返り、先ずは本年、そして次の5年間の研究を再構築したいと思います。
研究の根っこの部分は変化したらいけないのですが、変化すること、チャレンジすることを恐れないで進みたいと思います。この点は、研究室の若い皆さんの姿がとても励みになり、いつも頼もしいと思っています。
本年も、教室一丸となってチャレンジしたいと思います。
どうぞよろしく御願いいたします。
2016年1月
山梨大学大学院総合研究部医学域薬理 / 山梨大学医学部薬理 薬理学講座 教授 小泉 修一